ギムナジウム教師ママのドイツ暮らし

ギムナジウム(高校)の一教師として、一母として、一日本人としてのつぶやき。

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ハンガリーって、意外に身近!

ブタペストの町を歩いていた夫が一言、「ハンガリー語って、まったく理解手がかりなしだけど、ハローだけは共通なんだね。みんなハローって言ってるよね」。その後、ガイドブックを読んで「ハローの語源はハンガリー語なんだって!」。

なんでも、「ハロー!」という言葉、アメリカで初めて電話実験が行なわれた時、マイクに向かってハンガリー人の助手がハンガリー語で「ハロッド(hallod/聞こえるか?)」と問いかけたところ、相手方のもう一人のハンガリー人が「ハーロム(hallom/聞こえるよ)」と答えたのが始まりとか。ハローの語源には諸説あるらしいですが、こうやってハンガリーでハロー!を聞いていると、ハンガリー語説を信じたくなります。

ほかにも、ハンガリー起源の言葉として有名なのが「coach」だそうで。「coach」ときくとすぐに「指導者」の意味のコーチを思い出しますが、「乗り合いバス」や「大型四輪馬車」の意味もあります。大型乗合馬車が最初に作られたハンガリーのKocs (コチュ)という村にちなみ、乗合馬車が「Koschi」と名づけられたのがもとだそうです。

そういえば、ドイツ語でも馬車をKutcheと言うなあと思いつつも、その後どうして「コーチ」の意味になったのか分からなかったので調べてみますと、車両」→「駅馬車」→「家庭教師(馬車が乗客を運ぶように合格という目的地まで連れて行く人)」→「(スポーツの)コーチ」と意味が変遷したのだそうです。気まぐれ英単語 より。知らなかった。。。。。


また、面白いのは、ハンガリー語が意外に日本語と似ているところがあること。、ハンガリー語の名前の表記は、バラック・オバマではなくオバマ・バラックと姓名の順、住所表記の順序も日本と同じように大きいほうから(ブタペスト市ブタ町ペスト通り××)。

言語学的にも、文法的な意味を表す接辞(助詞、活用語尾など)が実質的な意味を表す語(名詞や活用語の語幹など)に付属(膠着)する「膠着語」(例:買う→買わ・せ・られる)だったり、発音の容易さのため、ひとつの単語中に出現できる母音の組み合わせに制約が加えられる「母音調」(例:酒さ→酒屋さや。但し現代日本語には例はあまりない)というものがあったり、日本語の仲間とされるウラル・アルタイ語族の特徴が見られます。(言語学者と同席したので、話がやたら専門的になりあせったワタクシ。)

もっと驚いたのは、このハンガリー言語学者曰く、「ハンガリーの子供3人に1人は蒙古斑が出ます」。蒙古斑といえばモンゴリアンの特徴のはず。。。と思いきや、ハンガリーはそもそもウラル山脈のアジア系遊牧民マジャール人によって建国されたのだそう。見るからに西洋人っぽい彼女自身の子供さんも、3人のうち1人だけ蒙古斑が出たんだそうで(もしかして、3人に1人というのは超個人的な統計かもしれませんね!!)。歴史は今でも生きているのだなあ、と彼女の金髪をみながらしみじみ。

そういう歴史があってかどうか分かりませんが、ハンガリーは日本語教育も盛んなほうです。小学校でも日本語を教えている学校があるそうです。ただし、ハンガリーの小学校は8年制で中学校というものがないので、学年によっては中学校といったほうがいいのかもしれません。

なんだか身近に感じてきたハンガリー。EU加盟国ハンガリーは、意外にとってもアジアな国なのでした。


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2010-01-23 Sat 08:41 | | #[ 内容変更] | top↑
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