ギムナジウム教師ママのドイツ暮らし

ギムナジウム(高校)の一教師として、一母として、一日本人としてのつぶやき。

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職員会議デビュー

「Hallo!Frau Matsuo」という同僚の顔が、やけににこやかな日。普段ワタクシなんかには見向きもしない同僚までが「Hallo!」と口を動かしたぁ。みんなご機嫌だ?!「明日から休み」でもないし、今日「短縮授業」になったわけでないのに、なんでご機嫌なの???何か忘れてるっけ?????

と、次の同僚の一言でなぞが解明。「Hallo, Frau Matsuo. あなたの昨日の提案はすばらしいと思うわ~。ありがとう!」。そうなのです。どうやら、その前の日の職員会議で発言しただけで、同僚の対応がこんな風に変わったということらしいのです。

ちなみに、このときワタクシ4年目にしてついに職員会議デビュー。なぜ、そんなに時間がかかったかと申しますと、ワタクシただただ完全に怖気づいていたのであります。

ワタクシの勤めている学校は、年々徐々に生徒が増えていまして、それに伴って教職員もじわじわと増えています。(少子化の国なのにこんなにギムナジウムの生徒を増やせば、そりゃあレベルが落ちているとしか、考えられないんですけど。)一昨年には新校舎が増築され、旧職員室と休憩室の間の壁がぶち抜かれて、新巨大職員室が作られたほど。

100人の教職員が喧々諤々やる2時間半の会議。スバラシイ意見もあれば、「ほんとうに先生やっている方ですか?」と疑いたくなる意見もチラホラ。最初の頃は1時間もたつとワタクシのドイツ語集中力も切れ始め、挙手による投票に間違わずに挙手するのに精一杯。

そんなワタクシが何を血迷ってスどんなバラシイ提案をしたかと申しますと、、、、、、、「職員室の冷蔵庫の中がカビだらけになっています!誰のせいか議論しても仕方がありませんから、一番学校滞在時間が長いワタクシが来週掃除をします。今後は各自のものに記名をしてともに気持ちよく使いましょう!」コーヒーメーカーが時々つけっぱなしになっています。月~木までは、夕方一番最後まで授業をしているワタクシが面倒見ますので、金曜日はみなさんで気をつけてください!」

教育的な」はずの教員集団とはいえ、100人もいると「自主管理」というのはとても難しいようで。うーーーーーん。「あなたがやる必要はないと思うわ~」といってくれた同僚もいましたけど、「誰の問題か」を話し合うのには、こりごり。というのも、昨年ごろにも、コーヒーメーカー・カビ問題が勃発し、「汚くて飲む気がしません!」「○月にもカビてました!」挙句の果てに「カフェテリアに外注しましょう!」と、なんだか学級会の話し合いみたいな展開だったのですよね。(注:同僚の名誉のために。こういう発言をする人は、特定一部の同僚です)。しかし、「ワレラは教育学的集団ではないのか?お掃除できないから外注とは、言語道断!ここで時間をとらずとも、自主的に解決できる問題ではないのか?」と教頭。一同(大多数)拍手喝采!

それにしても、やはりドイツの社会はやはり「発言してナンボ」。そもそも生徒の成績だって、点数の半分は授業中の発言の質量などの平常点。これまで4年間だんまりを通してきたワタクシを、同僚達はアホだと思ってたのかしら~。でも冷蔵庫発言ごときでアホが撤回されるとしたら、それもミビョー。

ところで、ウチの夫は、自称「掃除が苦手」なワタクシが冷蔵庫掃除をするというので、大ウケしておりました。



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